menu 04 歯周病治療

歯周病による
認知症の予防や、
全身の健康のために

今や国民の80%が歯周病といわれ、歯周病はもはや国民病とも呼ばれています。歯周病は歯を失うだけでなく、認知症や糖尿病の発症リスクを高めることも。そのため、しっかり噛んで脳への血流を促し、脳の活性化をはかることが大切です。
歯周病は歯周病菌の感染によって起こる「歯茎の炎症」で、ごく軽い炎症から始まり、痛みなくそのまま静かに進行します。気付いた頃には抜歯というケースも多く、まさに恐ろしい病気のひとつです。だからこそ、30歳からは虫歯対策よりも歯周病対策に重点を移すことが重要です。
初期・軽度の歯周炎は自覚症状がないため、歯周病予防に投資する価値を見出せない方もいるかもしれません。しかし、初期よりプロフェッショナルケアを受けていれば、高い確率で自分の歯を残すことができます。
まずは定期的に、しっかりとプラークが除去できているかのチェックを受けましょう。必要であれば口腔内を健康を守れるよう、プロフェッショナルケアを行うほか、歯科衛生士が一人ひとりに合った歯の磨き方や生活習慣に関する注意点を丁寧にお教えします。

■入院に備えた歯科受診
入院中や手術後の合併症を予防するためにも、口腔ケアでお口の状態をきれいにしてから入院されることをおすすめします。
虫歯や歯周病の手術や薬の影響で唾液が減少すると、お口の中に細菌が繁殖します。お口は呼吸器と消化器の入り口のため、口腔内が汚れていると口腔内の細菌によって全身症状を悪化させてしまうことも。入院中や手術後は免疫力が低下しており、感染症にかかりやすくなったり回復が遅れたりします。つまりお口の中の汚れを取ることが、入院期間の短縮につながるのです。
入院に備えた歯科受診の場合は、ご予約時に受付へ入院予定日をお知らせください。また、ご来院時はお薬手帳をお持ちください。

FLOW 歯周病治療の流れ

  • 検査

    検査器具やレントゲンを用いて、歯周病の状態や進行具合を確認します。
  • 治療計画のご説明

    歯周病の状態を丁寧にご説明し、最適な治療計画をご提案します。
  • 除去

    歯周病の原因となる歯石やプラークを、器具を使ってしっかり取り除きます。
  • 歯磨き方法の指導

    一人ひとりに合った歯磨き方法をレクチャーします。
  • 再発予防

    歯周病の治療が終わりましたら再発防止のため、定期検診や歯のクリーニングをご案内します。